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2017/09

My SPALWALT

以前当店で購入したSPALWALTのMarathon Trailが汚れてきたので染めてみました。

依頼したのは海外でもワークショップを行なうなど幅広く活躍している徳島の藍染職人集団「BUAISOU」さん。

元々、下に敷いているPADDLERS COFFEEとBUAISOUのバンダナを買ってからBUAISOUさんは気になる存在でした。バンダナも経年変化によって味わい深い表情になっていきました。

ボディーのスウェードはもちろんのこと、ナイロン生地やレザーのインソール、シューレースまで美しい藍色に染めていただきました。新たな命を吹き込まれたこのスニーカーとはまた長い付き合いになりそうです。当店で扱う商品とは少し離れてしまいますが、モノの持つチカラや魅力を改めて感じることの出来た良い経験でした。いつかBUAISOUさんのワークショップにも参加してみたいです。

WROTE TIME : 2017/09/27 / CATEGORY : Blog

W ATE R


2シーズン目の取り扱いとなるLA発の「WATER」がまたまた今季も素敵です。


ボリューミーな袖が特徴的なシルエットのトップス。袖がウール生地で身頃がスウェット生地になっています。袖には刺繍が施されていてLAらしい開放的な雰囲気とモードなテイストが相まってこれぞ「WATER」と言えるアイテムです。



このスウェットはパリでの買い付けの際でも強く印象に残っているアイテムです。MA-1の袖をつけたようなこちらは背中にもガツンと刺繍が入っていてぜひ一枚で着ていただきたいです。こちらはピンクも展開があります。


どちらのスタイリングも「WATER」のパンツを着用しています。そして、インナーには先シーズンも人気の高かったベルスリーブTシャツ。ボディはコットン×ヘンプの天竺生地で袖口の広がった部分だけ布帛になっています。

国内のブランドだけを眺めていると時にトレンドに寄り過ぎてしまって同じようなアイテムばかりが目に付くことがあります。独自のクリエーションを発揮している「WATER」はファッションが真に好きな方こそ喜んでいただけているなと実感しています。他にも色々入荷していますので是非ご覧ください。

WROTE TIME : 2017/09/26 / CATEGORY : Blog NEW ARRIVAL

CASEY CASEY の WAX MANTEAU


今シーズンの「CASEY CASEY」のワックスドコットンのコートがとっても良いです。
こちらは中綿入りのタイプで程良くゆとりがあって深いオリーブカラーが渋いです。防寒性も高いので真冬でも安心です。


こちらも同様にワックスドコットンを使用したコートですが、こちらは中綿なしで袖付けがラグランスリーブ、フロントが比翼仕立てになったクラシックな風貌のステンカラーコート。たっぷり目なシルエットだけどやり過ぎてなくてちょうど良いです。

どちらのコートもワックスドコットンとは言ってもベタつきが無く気を遣わずに着られます。これまではもっと着丈の長いタイプのリリースはよくありましたが、扱いやすい膝上の丈感がちょうど良いです。今シーズンは特にどのアイテムも売れ行きが早くすでに完売してしまった品番もいくつかあります。寡黙で決して愛想を振りまくタイプのデザイナーではないですが、彼がフランスで作る洋服にもその良い意味での実直さが表れています。国内にディストリビューターがいない分、広くは知られていないですが洋服好きを中心にわざわざ遠方から見に来ていただけるお客様もいらっしゃり理想的な広がり方だなあと感じています。9月も半ばを過ぎていよいよ秋めいてきましたね。

WROTE TIME : 2017/09/17 / CATEGORY : Blog NEW ARRIVAL

祇園 ない藤


先日、この夏から展開を始めたJOJOを展開されている「ない藤」さんへ来春夏の展示会のため京都へ訪れました。


東京でも展示会は行われているのですが、京都の店舗で見させていただくことでまた違ったものを感じれるのではという期待もあり京都 祇園までやってきました。明治時代から続く老舗履物匠のない藤さんは築120年の風情ある建物に店舗を構えてらっしゃいます。夕方に到着したのですが、通していただいた部屋から見える中庭が何とも美しくて見惚れてしまいました。


商品も2年目の取り扱いということで定番+αな展開を考えていきたいと思います。画像のこのモデルも「MIL JOJO」とでも呼びたくなるようなミリタリーテイストが漂うツボなカラーリングでした。僕は見たときに90年代にリリースされたL.L. Beanとコンバースのスニーカーを思い出しました。
新作サンプルを拝見し、様々な説明とともに京都の履物の歴史やマナーなどを教えていただくことでまたJOJOの見え方にも重みや深さを感じることが出来ました。ファッションに限ったことではないですがSNS全盛の今の時代においてもタイムラインに流れる情報は手軽で便利ですが、何事も本場と言われる場所や本物のクオリティーや体験には敵わないなと改めて思いました。まだまだ先の話になりますが18年春夏のJOJOもご期待いただけると嬉しいです。

WROTE TIME : 2017/09/10 / CATEGORY : Blog BUYING TRIP