Buying Trip 18SS : DAY2
初日に続き最高気温35℃の2日目は当店でも継続して扱っている<MARIA RUDMAN(マリア ルドマン)>へ。
マリアのコレクションの特徴と言うと、トナカイの革とピューターワイヤーを編み込んで作られる北欧の先住民族「サミ族」のサミジュエリーが広く知られていますが、最近ではそれと同等にシルバージュエリーの評価も高まっています。その新作がトップ画像のリーフモチーフのバングルになります。ゴツすぎず華奢すぎない程よいバランス感覚に目を奪われました。こちらはメンズとウィメンズの2サイズをオーダーしようと思います。
同じシリーズのリングもとても良かったです。単品でも良いですがここはコンビで付けた方が存在感が増してカッコいいと思います。
この日はその他にも老舗のフランス製バッグブランドなどをチェックしました。今回はいつもより長めの滞在にして緩めなスケジュールにしています。これまで折角パリに来ているのにまともに観光をして来なかったので今回は合間にいろいろ観て回ろうと思っています。いつも前は通るのに入ったことの無かったルーブル美術館や知り合いにオススメされたケ・ブランリ美術館へも行ってきました。個人的には西洋中心な考えの強いフランスで、アフリカやアジア、オセアニアの民族の美術品や衣服、装飾品を数多く展示していたケ・ブランリ美術館が良かったです。展示品もさることながら美術館の設計や庭園のデザインも素晴らしかったです。
帰りがけにケ・ブランリ美術館のミュージアムショップではイサム・ノグチのAKARIを目にしました。和紙と竹ひごのみで構成されるAKARIは僕たちの住む岐阜市の提灯会社とイサム・ノグチによって作られました。海外で改めて目にすると日本人としてとても誇らしい気持ちになりましたし、その反面でまだまだ地元でも知られていなかったり触れる機会が少ないようにも感じます。地場の素晴らしいものを改めて再評価するようなシーンを期待したいですね。
灯台下暗しではないですが、外に出てみて改めて近くにあるものの良さに気が付くってことが良くあります。これからも買い付けや仕事以外でも外へ出る機会を作っていかなくてはと強く思いました。