Buying Trip 18SS : DAY3

3日目は前日までとは違いカラッとした晴天に恵まれて例年通りのパリに戻った終始過ごしやすい一日でした。

アポイントが立て続けに入っていたこの日はLAブランドの＜WATER＞からスタートしました。この春夏から展開を始めましたがお店でも好調で在庫も残り僅かとなっています。これまで当店のセレクトには無かったテイストですし、国内でも大手セレクトショップを含めても5軒ほどしか取り扱いもないのでどんな反応になるのか不安もありましたが感度の高いお客様を中心に気に入っていただくことが出来ました。

今回はトップ画像のグレンチェックのシリーズが気に入りました。スリップドレスもフレアになったボトムもシンプルながらデザインにひと捻りがあり春夏のスタイルのポイントが作れそうです。

こちらは今回も店頭で特に人気の高かったカットソーの新作になります。この春夏はバンダナ柄の切り替えでしたが、次回はマドラスチェックのシャツ生地で切り替えています。敢えて長めに設定された袖丈やテロっとした生地感と緩めのシルエットがLAらしい抜け感を演出しています。

こちらは初めて訪れたブランドのアトリエ一部になります。こちらのブランドはメンズとウィメンズのデザインの隔たりがないユニセックスなブランドになります。他のスペースもとても作り込まれていて独特の雰囲気がありました。しっかりと自分の世界観を持っているブランドはやはり物作りにも世界観が投影されていて説得力を感じました。以前から好きで気になっていたブランドだったので今回訪れることが出来て嬉しかったです。

そちらでいただいたエビアンのボトルがとても可愛かったのでつい写真に収めてしまいました。ティアドロップと呼びたくなるような造形美のこちらはどうやら日本では扱いが無いようです。こういうチョイスにもセンスが垣間見えますね。

こだわりの詰まった商品はどうしても価格が上がってしまいますが、きっと袖を通していただければ高揚感を感じていただける事だと思います。実際に自分も試着をしながら自然とニヤついてしまいました。是非ともご期待ください。

そしてこの日、最後のアポイント先＜CASEY CASEY＞へ。こちらは前回と同様に旗艦店の地下で新作をチェックしてきました。あいにく撮影が禁止されていて商品をお見せすることは出来ませんが洗いや染めなどのらしさのある加工が施されたヴィンテージフレーバー漂う彼らしいコレクションが揃っていました。最近は日本国内でもかなり認知されてきており、＜CASEY CASEY＞をわざわざ探してご来店いただくお客様も増えています。

代わりと言ってはなんですが、＜CASEY CASEY＞の旗艦店前に停まっていたルノーの小型車がカッコよかったのでパシャり。まだ日本に導入されていないみたいですが、パリは道幅の狭いところが多くコインパーキングも無いので、smartのような小型車がとても人気があります。

パリに来ると日本では見られない車を見ることが出来るので、車好きの自分にとって出張の楽しみの一つになっています。長々と書き綴ってしまいましたが、今回も最後まで読んでいただき有難うございました。