Corduroy
個人的には一年を通して穿いている大好きなコーデュロイパンツですが、一般的には特に秋冬という季節を感じるアイテムではないでしょうか。今シーズンはコーデュロイパンツの当たり年と言いたくなるほど、各ブランドから良いものが揃っていますのでそれぞれご紹介させていただきます。
<YAECA>Seamless Slim Corduroy Pants 22,050円
コーデュロイパンツをリリースすること自体がとても珍しい<YAECA>ですが、こちらもやはりココらしい拘りが詰まっています。シルエットはブランドの定番アイテムである「スリムチノ」にややゆとりを持たせたすっきりめなテーパードシルエットになっています。一見するとスタンダードな5ポケットパンツに見えますが、サイドに接ぎの無いシームレスな仕様にすることで他には無い新しさを感じるアイテムに仕上がっています。
<kolor/BEACON>Corduroy Cropped Pants 34,650円
<kolor/BEACON>からは秋冬らしい落ち着いた色目のコーデュロイパンツが届いています。ココらしい腰回りにはゆとりを持たせつつ、裾に向かうにつれてテーパードを効かせた人気の高いシルエットに、ダブルニーのペインターパンツのディテールを取り入れたデザインが新鮮です。毎度のことながら、<kolor>さんのこういったカジュアルなテイストを上手くハイエンドなイメージに仕上げるデザインセンスには本当に脱帽です。
<TELLASON>Ladbroke Grove Slim Tapered Corduroy 22,050円
こちらは昨年展開した際にも非常にご好評頂いたサンフランシスコ発のデニムブランド<TELLASON>のコーデュロイパンツになります。こちらはコットンとポリエステルをミックスした細畝のコーデュロイ生地を使用しています。股上が浅めに設定されており、ワタリから裾にかけてテーパードを効かせる事で全体的にスッキリとしたスリムテーパードシルエットになっています。「Made in U.S.A.」ならではのディテールや無骨さは残しながらも、見事に現代のシルエットに落とし込まれた一本に仕上がっています。今シーズンは新色となる「Blue」を加えた4色での展開となっています。
デニムと同様に、縫製はMade in San Francisco、「TELLASON」の名が刻印されたレザーパッチはポートランドの<TANNER GOODS>によるハンドメイド、リベットはケンタッキーのメーカーによるアンティークカッパーを使用しています。本当の意味でスタイルを選ばない、確かなシルエットとクオリティの一本をお探しの方にはエバーグリーンな魅力を持ったこちらをお薦めさせて頂きます。
<GRAMICCI>Corduroy Narrow Cropped Pants 10,290円
当店でもお馴染みの<GRAMICCI>ですが、こちらは昨年登場した際に圧倒的な支持を頂きました30周年限定モデルの「Narrow Pants」の後継モデルにあたるアイテムになります。今回はウォッシュ加工を施したストレッチの効いたコーデュロイ生地を使用しています。180度開脚を可能にするガゼットクロッチや、ウエストのサイズを片手で調整する事が出来るウェビングベルトなど王道のディテールはそのままに、フロントは通常のクライミングパンツには無いジップオープンになっていたりと、よりタウンユースに適した一本に仕上がっています。前回同様にシルエットの良さから2本、3本と買われる方が今回も現れそうな気配のする完成されたデザインとなっています。
すでに店頭ではデザインの違うコーデュロイパンツを一度に2点購入される方も数人いらっしゃいます。(自分も含めてですが、、、)デニムシャツやGジャンなどデニム生地のトップスとも相性抜群で、これからの季節にはニットウエアやツイードのジャケット、ウールメルトンのコートなどにも間違いなくハマる本当に便利なボトムだと思います。これまであまりコーデュロイパンツに馴染みのなかった方にも是非ともお薦めさせていただきたいアイテムです。