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EUREKA presents KENTARO TAKIZAWA "BIG ROOM" Release Party

音楽の話題が続いてしまいますがどうかご勘弁ください。
先日お伝えしたEMERALDAさんにて2月27(土)に開催する瀧澤賢太郎くんのリリースパーティーのフライヤーが完成しましたのでご紹介します。

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今回のデザインは名古屋のクリエイティブチーム「ARTICAL」AGOさんによるものです。
初めてお願いしましたがこちらの意図とアーティストイメージのバランスが上手く取れたものに仕上げて頂き、且つ仕事も早いのでただただリスペクトでございます。流石は名古屋クリエイティブの代表格であります。

そんな今回のパーティですが当初はfeat.ボーカリストのライブもパッケージングしようかと考えましたがEMELARDAさんのサウンドシステムや雰囲気を考えるとDJとしての瀧澤賢太郎を聴かせる方に重きを置いた方が良いのではと考えました。
多分その理由や彼の魅力はこのアルバムに寄せられた長谷川賢司氏の以下のコメントを読んで頂ければ伝わると思います。
それでは皆様宜しくお願い致します。

 

小学6年生で初めて聴いたハウスミュージックに触発され、 

19歳でDJデビューした生粋のハウスミュージック・ラバー、 

Kentaro Takizawaのニューアルバム『BIG ROOM』が完成した。

通算で4枚目となるオリジナル・アルバムにして、

満を持してのメジャー・デビュー作。

これはもう気持ちいいくらいにズバッと直球ストライク!! 

Kentaro Takizawaらしさに溢れた、エモーショナルで

アップリフティングでポップでキラキラとした

爽やかなアルバムが出来上がった。


この作品、理屈抜きで気持ちいい!!

昨今の若いメジャー系ハウス・ファンにはもうたまらない内容だろう。

そんなポップな本作ではあるが、それぞれの楽曲のネタは意外に

王道ハウス的なところだったりするのがまた面白い。 

90’s初期、ハウスミュージックの良き時代フランキー・ナックルズや

デヴィッド・モラレス、マスターズ・アット・ワークといった

プロデューサー/アーティスト達が制作したハウスミュージックが

時代の最先端のポップスだった頃のエレメントが散りばめられている。


例えば、「Heart Beat feat. Ryohei & 澤辺美香」の

トラックのシンセ・リフはマニュエル・ゲッチングの

大名曲「E2-E4」を思い出すし、

Unity feat. Joi Cardwell」の美しいピアノ・イントロは

フランキー・ナックルズ的だったりとか、

Change For The Better feat. Kimara Lovelace

で聴けるコーラスのネタが、

ジャスパー・ストリート・カンパニーの「A Feeling」だったり

少年時代に90’sハウスを聴いて育ち、19歳でDJデビューしたTakizawa

現在29歳という若さながらに当時の王道ハウスをナマで体験している。

芝浦GOLDや西麻布YELLOWといった核となるハウス・バコを中心に

国内のクラブ・シーンが急速に拡大していった時代の高橋透やDJ NORI 

TEI TOWA、福富幸宏、DJ EMMA

高宮永徹といったシーンの立役者達の活躍を

リアルタイムに体験しているのだ。

エモーショナルでソウルフルで音楽的な

ハウスミュージックの素晴らしさを知っている。

そんな彼が、ポップなハウスミュージックが入り口の同世代の仲間達に

音楽的にもシーン的にもさらなる奥行きへの道筋を

示そうとしているのが本作『BIG ROOM』なのだ。


ディープなルーツを背負いポップの最前線に立つ 

Kentaro Takizawaの音楽に耳を傾けるべし!


Kenji Hasegawa