wings+horns

本日は今シーズンから新たに取り扱うことになったカナダ・バンクーバー発の＜wings+horns(ウィングスアンドホーンズ)＞をご紹介させていただきます。

『Supreme』『Rogan』『ARC’TERIX』等、数々のブランドの生産を手がけてきたファクトリーCYC Design CorporationのCraig Atkinson氏は日本で7年間過ごした後、カナダが持つ文化的要素と日本が持つ高いクオリティーとディテールを組み合わせたメンズウエアのブランドとして＜wings+horns＞を2004年に立ち上げました。
今シーズンは”Road to Nowhere”というコレクションタイトルの元、モーターサイクルの要素を各所に散りばめたコレクションを展開しています。それではそれぞれ簡単にご紹介させていただきます。

Moto Zip Hoody  29,400円　(H.Grey, Blue, Black)
モーターサイクルを意識したエルボーパッチやショルダーパッチのデザインは生地を上から当てるのではなく、裏に天竺生地を当ててステッチで表現されており凹凸感もないのでスッキリとした印象です。スッキリとしたシルエットですので、タイトめなアウターのインナーとしても活躍してくれそうです。

Moto Crew Neck  22,050円　(H.Grey, Blue, Black)
こちらは同シリーズのクルーネックのタイプになります。こちらもジャストめなサイズ感と細めのネック部分のリブが着た時にニットのような印象を与えてくれます。シンプルなデザインですが裾に付けられたジップポケットが程良いアクセントになっています。

Moto Sweat Pants  23,100円　(H.Grey, Blu)
こちらもモーターサイクルを意識したアイテムらしく、一般的なスウェットパンツではあまり見かけない膝のダーツや裾部分の短めのリブなど随所にブランドのこだわりがうかがえます。細身のスッキリとしたシルエットですので、こちらはあえて革靴で大人っぽくスタイリングしていただきたいと思います。こちらは残念ながらご紹介するまえにBlackが完売してしまいました。スイマセン。。。

Molskin Shirt  27,300円　(Stone, Navy)
こちらはシンプルなデザインのシャツですがその分、シルエットの良さと素材の良さにこだわった汎用性の高いシャツに仕上がっています。この素材特有の光沢感は上品さがあり、着込む程に良い表情を見せてくれそうです。

ここまではブランドネームがブラックのコレクションラインをご紹介しましたが、後半はネームがホワイトのベーシックラインをご紹介します。基本的にこのラインはシーズンで大きな変化はないですが、色展開が変わったりちょっとしたマイナーチェンジでブランドの自信作を毎シーズン安定して供給してくれます。

 
Button Down Oxford Shirt  21,000円　(White, Blue, Charcoal)
メンズファッションの定番中の定番とでも言うべきアイテムのボタンダウンシャツは、パターンの良さとオックスフォード生地の柔らかな素材感が魅力です。こういうのは本当に何枚あっても良いと思います。

Large Loop Zip Hoody  23,100円　(H.Grey, H.Blue, H.Charcoal)
こちらはブランドを象徴するアイテムであるスウェットパーカーになります。この独特の杢調の素材感と全体のバランス感は様々なブランドに影響を与えた完成されたデザインだと思います。スッキリしたシルエットと柔らかな素材感で今シーズンも安定感抜群です。

Westpoint  Chino Pants  22,050円　(Tan, Black)
上品な光沢感があり、強く耐久性のあるウエストポイントチノクロスを使用した定番のボトムになります。ミリタリーチノを意識してヒップポケットの口には両玉縁というパイピングをあしらった仕上げを採用しています。履き込めば履き込む程に自然なハリ感と柔らかさを実現してくれます。細身のスッキリとしたシルエットのこちらは毎シーズンほぼマイナーチェンジ無しに展開されていることからもブランドの自信の高さがうかがえます。

元々、ブランド名が『SPRUCE』の時代から(途中Kispioxやw+hになりましたが)好きなブランドだったので個人的も思い入れの強いブランドです。当初はスウェットやカットソーのみの展開でしたが、そのほとんどが未だに自分のワードローブの現役です。その確かな物づくりにエッジーなデザイン性が加わり今後要注目のブランドだと思います。＜wings+horns＞のミニマルでクリーンなコレクションは今の時代の気分ともとてもマッチしているのではないでしょうか。